医学部受験において、まず述べておきたいのが、問題の難易度は他の理系学部よりも、そこまで高くないということです。数学では、難易度が高くなく、高得点が望める問題が出題される傾向にあります。しかし、受験者のほとんどが高得点を獲得してくるため、一つのミスが命取りになるケースがあります。理工学部のような難解複雑は出題されにくいですが、限られた時間の中で、いかに正確に解答するかという能力を測っているのです。これも今後医師の世界で生きていこうと希望する受験者の宿命なのです。問題から、医学の世界では一つのミスが命取りになる、限られた時間の中で問題解決をしないとならないというメッセージを受け取っているのです。そのため医学部受験の第一歩としてセンター試験の問題を15分縮小して満点を狙いにいくという勉強法をオススメ致します。センター試験の問題はご存知の通り、難易度はそこまで高くはありません。そういった問題を制限時間を短くして、早く正確に解いていく訓練をしましょう。また日頃の勉強から、時間感覚には他学部受験者より一層敏感にならないといけません。解いている間に、経過している時間を肌で感じる訓練が必要です。1分~3分の誤差まで断言できるように、時間感覚を研ぎ澄ましていきましょう。