医学部を受験する人が最も悩むのは小論文・適性検査・面接といった二次試験です。これらの科目は医学部以外の学部で課されることがなく、受験生自身も英語や理数系科目の勉強で忙しいため、なかなか勉強法が広まっていないのが現実です。いったい医学部の二次試験はどのように勉強すればよいのでしょうか。まず、最低限のレベルとして、医療以外の分野を含めて幅広い分野の社会問題に目を向け、自分なりの意見を持っておくことが大事です。二次試験では医師として勉強し続ける意欲があるか、自分の考えを述べることができるかが見られています。これは一朝一夕にどうにかなるものではありませんから、日々の積み重ねが大事です。次に適性検査に関してですが、YG検査とバウムテストが行われることが多いです。今ではインターネット上でYG検査・バウムテストに触れることができますから、練習としてやってみることをおすすめします。最後に面接ですが、医学部の面接の多くは自分が書いた調査票の内容から質問が導かれます。自分が調査票に何を書いたかを確認したり、自分の親などに調査票を読んで考えた質問を教えてもらうと心構えができるでしょう。基本的に医学部受験の2次試験はよほどのことがない限り、合否には関係しないと言われています。しかし、上記3つのことをしておくことで安心して二次試験に挑むことができるでしょう。ぜひ参考にしてください。