医学部を受験する人が最も気にするのが面接試験です。面接試験は合否にそれほど関係なく、人間的によほど問題がない限り、試験結果に影響しないと言われています。しかし、医学部を受験する人で面接を受けたことがある経験を持つ人は少なく、心配になる気持ちも分かります。面接で問われるであろう内容を知っておくことは、面接試験で失敗しないために大切です。
まず、必ず聞かれるのが医学部を選んだ理由と志望校を選んだ理由です。どうして医学部を受験しようと思ったのか、そして全国に数ある大学の中で志望校を選んだのかはしっかりと答えられるようにしておきましょう。
次に、最近気になった話題が問われることが多いです。これは広く社会一般に対する関心があるか、物事を学び続ける意欲があるかどうかを問うています。医学の話題だけでなく経済や文化の話題を含めて、気になった話題と自分が何を感じたかを話せるようにしておくべきです。
最後に、「理想の医師とは何か」「地域医療はどうあるべきか」を問う学校は多いです。「理想の医師とは何か」については考えやすいと思いますが、「地域医療はどうあるべきか」は都市部に住んでいるとなかなか問題意識を抱きにくい問いかけです。地方大学の医学部を受ける場合はあらかじめ答えをまとめておくと良いでしょう。
以上が、医学部面接試験で聞かれる頻度が高い質問になります。基本的に合格点を超えていれば面接で落ちる人は少ないのですが、油断せずにキチンと対策を練っておきましょう。