私立医学部の入試日程2027|令和9年度の確定日程と出願カレンダー

私立医学部の入試日程2027(令和9年度)で確定しているのは、共通テスト2027年1月16日・17日と、各大学の個別試験が2027年2月1日〜3月25日という枠です。公式で日程を確認できた9大学の一覧と、未発表校の扱い方を整理します。

この記事でわかること

  • 令和9年度入試で全国一律に決まっている日付(共通テスト・個別試験の枠・合格発表の期限)
  • 公式サイトで日程を確認できた私立医学部9大学の出願期間・1次・2次・合格発表
  • 日程が確認できない大学を「未発表」として扱うための考え方と確認手順
  • 国公立を併願するときに動かせない出願・前期・合格発表・入学手続の期日
  • 志望校ごとに6つの日付で出願カレンダーを組む手順

公的情報源: 大学入試センター「令和9年度試験」/文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」/国立大学協会「国立大学の2027年度入学者選抜についての実施要領」/各大学の公式入試ページ(いずれも2026年8月13日確認)

結論から

私立医学部の入試日程2027で、いま確実に言えることは2つです。共通テストは2027年1月16日(土)・17日(日)。そして各大学の個別試験は、2027年2月1日から3月25日までの間に置かれます。

一方、大学ごとの試験日・出願締切は、要項が出るまで確定しません。本記事では公式サイトで確認できた分だけを掲載し、確認できないものは「未発表」として空欄のままにしています。日程は出願ミスに直結するため、推測で埋めない方針です。

この記事の要点
  • 共通テスト本試験は2027年1月16日・17日、追・再試験は1月23日・24日
  • 各大学の個別試験は2027年2月1日〜3月25日、合格者の決定発表は3月31日まで
  • 募集要項は2026年12月15日までに各大学が発表する(文科省の実施要項)
  • 本記事で公式確認できたのは9大学。それ以外は未発表として掲載しない

日程情報でいちばん危ないのは、前年度の日付がそのまま残っている一覧を信じてしまうことです。私立医学部は大学ごとに要項の公開時期がずれるため、8月の時点では「確定している大学」と「まだ出ていない大学」が混在します。この記事では両者を分けて示し、後者は空欄のまま残しました。まず全国共通の枠を押さえ、そのうえで志望校の要項を1校ずつ当たるのが、いちばん事故の少ない進め方です。

日程が固まる前の秋こそ、演習の進度管理が効きます。

共通テスト1月16-17日、個別試験2月1日から3月25日、合格発表3月31日までの図
図:令和9年度入試は共通テスト1/16-17→個別試験2/1-3/25→合格発表3/31までの3フェーズで構成される。
目次

私立医学部の入試日程2027で先に確定している日付

令和9年度入試で全国一律に決まっている日付は5つあります。共通テストの2日間、追・再試験、個別試験を置ける期間、合格者発表の期限、そして募集要項の発表期限。ここは大学ごとに変わりません。

令和9年度(2027年度)入試 全国共通の確定日程

項目期日根拠となる一次情報
共通テスト 本試験2027年1月16日(土)・17日(日)大学入試センター/文科省 実施要項
共通テスト 追・再試験2027年1月23日(土)・24日(日)大学入試センター/文科省 実施要項
各大学の個別試験(一般選抜等)2027年2月1日〜3月25日の間文科省 令和9年度実施要項
合格者の決定発表2027年3月31日まで文科省 令和9年度実施要項
募集要項の発表2026年12月15日まで文科省 令和9年度実施要項

共通テストは2027年1月16日・17日

大学入試センターは、令和9年度大学入学共通テストの本試験を2027年1月16日(土)・17日(日)と公表しています。追・再試験は1月23日(土)・24日(日)。

私立専願でも、共通テスト利用方式を使うなら無関係ではありません。この2日間が受験シーズンの起点になります。

私大の個別試験は2027年2月1日〜3月25日の枠内

見落とされやすいのが、個別試験を置ける期間そのものが決まっている点です。文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項は、一般選抜などで実施する教科・科目の個別テストについて「試験期日 令和9年2月1日から3月25日までの間」「合格者の決定発表 令和9年3月31日まで」と定めています。

つまり、2月1日より前に学科試験が置かれることは原則ないという前提で年間計画を立てられます。実際、本記事で日程を確認できた9大学の前期・Ⅰ期は、すべて2月2日以降でした。

総合型・学校推薦型は日程の下限が別に決まっている

同じ実施要項では、総合型選抜の入学願書受付は2026年9月1日以降・判定結果の発表は2026年11月1日以降と定められています。学校推薦型選抜は願書受付が2026年11月1日以降、発表は2026年12月1日以降で、一般選抜の試験期日の10日前まで。

年内に合格を確保したいなら、この枠を先に押さえます。制度の全体像は推薦・総合型・地域枠の解説で整理しています。

私立医学部の入試日程2027一覧(公式で確認できた9大学)

ここからは大学別です。以下は2026年8月13日時点で、各大学の公式サイトに掲載されていた令和9年度(2027年度)一般選抜の日程。表にない大学は、本記事では未発表として扱います。

私立医学部 一般選抜(前期・Ⅰ期)の日程/2026年8月13日 各大学公式サイト確認

大学名出願期間1次試験1次合格発表2次試験合格発表
福岡大学2026/12/18〜2027/1/122月2日2月9日2月14日2月23日
東海大学2027/1/4〜1/16(書類1/19必着)2月2日・3日未発表2月13日・14日未発表
金沢医科大学2026/12/14〜2027/1/152月3日・4日から選択2月10日2月17日・18日から選択2月22日
兵庫医科大学(一般A)2026/12/14〜2027/1/20 消印有効2月4日2月15日2月17日・18日から選択2月24日
昭和医科大学(Ⅰ期)2026/12/7〜2027/1/21 必着2月5日未発表2月13日・14日から選択2月15日
東京医科大学2026/12/14〜2027/1/132月6日2月11日2月13日・14日2月18日
東邦大学2026/12/14〜2027/1/26 必着2月7日2月10日2月15日・16日のいずれか1日2月18日
愛知医科大学2026/12/14〜2027/1/222月9日2月15日2月18〜20日のいずれか1日2月24日
獨協医科大学(前期)2026/12/23〜2027/2/12月12日・13日2月16日2月19日・20日2月26日

試験日・発表日はすべて2027年です。発表には時刻指定があるものも多いため、最終確認は各大学の要項で行ってください。

1次試験は2月2日〜2月12日に集中している

確認できた9大学を並べると、1次試験は2月2日から2月12日までの11日間に収まりました。文科省が定める2月1日という下限の、すぐ後ろに固まる形です。

この圏内で複数校を受けるなら、移動と体調の管理が現実的な制約になります。連日受験を何日まで許容するか、出願の段階で決めておきましょう。

後期・Ⅱ期を実施する大学の日程

前期で決まらなかった場合の受け皿も、確認できた範囲で載せます。

私立医学部 一般選抜(後期・Ⅱ期)の日程/2026年8月13日 各大学公式サイト確認

大学名出願期間1次試験1次合格発表2次試験合格発表
昭和医科大学(Ⅱ期)2027/2/1〜2/23 必着3月6日3月10日3月13日3月15日
獨協医科大学(後期)2027/2/8〜3/13月8日3月11日3月15日3月17日

後期の出願は、前期の合否が出る前に締め切られます。獨協医科大学の後期出願は2月8日開始・3月1日締切、昭和医科大学のⅡ期は2月23日必着。前期の結果を見てから考えるのでは間に合わない設計になっています。

一覧にない大学は「未発表」として扱う

本記事に掲載しているのは、公式サイトで日程を確認できた9大学だけです。それ以外の私立医学部については、2026年8月13日時点で公式ページから令和9年度の一般選抜日程を確認できませんでした。

未発表なのか、掲載場所が違うのかまでは断定できません。いずれにせよ、確認できない日程を予備校サイトの一覧や前年度の日付で代用しないこと。それが出願事故を防ぐ最短の方法です。

志望校の日程を自分で確認する手順

  1. 大学名+「入試要項」または「学生募集要項」で公式サイトの受験生ページを開く
  2. 「2027年度」「令和9年度」の表記があるページ・PDFだけを見る(前年度が併載されている大学が多い)
  3. 出願締切・1次・1次発表・2次・合格発表・入学手続締切の6項目を書き写す
  4. ページに年度表記がない場合は確定情報として扱わず、要項の公開を待つ

国公立を併願するなら動かせない8つの日付

国公立の日程は、私立と違って年度の早い段階でほぼ確定します。国立大学協会の国立大学の2027年度入学者選抜についての実施要領(令和7年6月25日決定・令和8年6月29日改訂)に、次の期日が明記されています。

国立大学 2027年度 一般選抜の確定日程(国立大学協会 実施要領)

区分期日
出願期間2027年1月25日〜2月3日
2段階選抜の結果発表(前期)2027年2月10日まで
前期日程 試験2027年2月25日を第1日として実施
2段階選抜の結果発表(後期)2027年2月28日まで
前期日程 合格発表2027年3月6日〜3月10日
入学手続 前期締切2027年3月15日
後期日程 試験2027年3月12日以降に開始
後期日程 合格発表2027年3月20日〜3月24日(できる限り3月23日まで)

前期の合格発表は3月6日〜10日、手続締切は3月15日

前期日程は2月25日開始で、合格発表は3月6日から3月10日までの間。入学手続の前期締切は3月15日です。ここまでに手続を完了した場合、後期に出願・受験しても後期の合格者にはなりません。

私立の入学金納入と3月15日の重なり

併願組の判断が難しくなるのが、この時期です。私立は合格発表から1〜2週間程度で入学金の納入期限が来る大学が多く、国立前期の発表を待てないケースが出ます。

私立各校の入学手続締切が3月10日以降に設定されているかどうかを、出願前に要項で確認しておきます。ここを見ずに出願校を決めると、進学しない大学へ入学金を納める判断を迫られかねません。学費の水準は私立医学部の学費比較で確認できます。

入試日程は「6つの日付」で管理する

日程表を眺めるだけでは出願計画になりません。志望校ごとに次の6つを埋めると、重複と無理が一目で見えます。

  1. 出願締切(消印有効か必着かも記録する)
  2. 1次試験日
  3. 1次合格発表日
  4. 2次試験日
  5. 最終合格発表日
  6. 入学手続締切日

1次発表から2次までの空白日数を先に測る

6項目のうち、見落とされやすいのが③と④の間隔です。確認できた9大学で数えると、1次発表から2次試験までは2日〜5日でした。東邦大学は2月10日発表・2月15日2次で5日、東京医科大学は2月11日発表・2月13日2次で2日です。

つまり、2次対策を1次合格後に始めるのは物理的に不可能。面接の頻出質問と小論文の型は、1月中に仕上げておく前提になります。具体的な準備は面接対策小論文対策で解説しています。

2次試験の日程が重なるリスクを先に潰す

確認できた9大学のうち、2次試験を2月13日・14日に置いているのは昭和医科大学(Ⅰ期)・東京医科大学・東海大学の3校でした。1次日程が重ならなくても、2次で衝突する組み合わせは実在します。

1次試験日だけで併願を組むと、この衝突に気づけません。6項目を全部埋めてから、受験校を確定させます。

私立医学部の出願戦略はチャレンジ校1〜2校、実力相応校3〜4校、安全校2〜3校の計6〜8校を1次日程が重複しないように配分するのが基本
図:私立医学部の出願はチャレンジ1〜2校・実力相応3〜4校・安全2〜3校の計6〜8校が基本構成

出願校は日程の制約から逆算して絞る

チャレンジ校を1〜2校、実力相応校を3〜4校、安全校を2〜3校。この配分自体は変わりませんが、確認できた範囲では1次が2月上旬に密集しているため、実際に受けきれる本数から先に決める方が現実的です。

偏差値帯の確認は偏差値ランキング、配点との相性は理科対策も参考にしてください。

前期・Ⅰ期と後期・Ⅱ期の日程を対比した図
図:前期は2月上旬に1次試験集中、後期・Ⅱ期は3月上旬。最大の違いは前期発表前に後期出願が締め切られる点。

1次が2月上旬に密集する日程では、秋のうちに演習の質と進度を管理できているかが差になります。難関大向けのオンライン指導が自分の進め方に合うか、早いうちに確かめておく価値はあります。

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令和9年度入試までの月別アクション

日程が未発表の大学が多い時期にやるべきことは、日程探しではありません。要項が出た瞬間に動ける状態を作ることです。

要項発表から本番までの動き(令和9年度入試)

時期やること
2026年8〜10月過去問で得意・不得意を確定。志望校の候補を10校前後に広げておく
2026年11月公開された要項から6項目を書き写し、カレンダー化する
2026年12月15日まで全大学の募集要項が出そろう(文科省の期限)。受験校を確定
2026年12月〜2027年1月出願手続。締切1週間前を自分の締切に設定する
2027年1月16日・17日共通テスト。利用方式で出願した大学の判定材料になる
2027年2月〜3月1次・2次の本番期。2次対策は1月中に完成させておく

11月は「日程を写す月」にする

11月から各大学の要項が順次公開されます。この段階でやるのは学習ではなく事務です。6項目を1つの表に集約し、重複と移動を確認します。

12月15日を全体の締めとして使う

文科省の実施要項は、募集要項を2026年12月15日までに発表すると定めています。この日を過ぎても志望校の日程が見つからない場合は、大学の入試事務室に直接問い合わせるのが確実。検索で拾った日付を信じるより早く、正確です。

よくある質問

私立医学部の入試日程2027はいつ公表されますか?

大学によって差がありますが、文部科学省の令和9年度実施要項では、募集要項を2026年12月15日までに発表すると定められています。早い大学は2026年7月〜8月に日程を公開しており、本記事で確認できた9大学もその時期の公開分です。志望校の公式サイトを月1回のペースで確認するのが現実的です。

記事に載っていない大学の日程はどこで確認できますか?

各大学の公式サイトの受験生ページ、または学生募集要項のPDFが一次情報です。「2027年度」「令和9年度」の表記があるページだけを見てください。前年度の日程が併載されている大学が多く、年度表記を確認せずに読むと1年ずれた日程を写す事故が起きます。予備校の一覧サイトは便利ですが、必ず大学公式と照合します。

1次試験の合格発表から2次試験まで何日ありますか?

本記事で確認できた9大学では2日〜5日でした。最短は東京医科大学の2日(2月11日発表・2月13日2次)です。この間に面接や小論文の準備を新しく始めるのは無理があるため、1次前から並行して仕上げておく必要があります。

国公立との併願で、私立の入学金はいつ払うことになりますか?

国立前期の合格発表は2027年3月6日〜3月10日、入学手続の前期締切は3月15日です。私立の入学手続締切がこれより前に設定されていると、国立の結果を待たずに納入するか放棄するかの判断になります。出願前に、私立各校の入学手続締切日を要項で確認しておいてください。

後期入試は前期の結果を見てから出願できますか?

確認できた範囲では難しい設計です。獨協医科大学の後期出願は2027年2月8日〜3月1日、昭和医科大学のⅡ期は2月23日必着で、いずれも前期の合格発表より前か同時期に締め切られます。後期を想定するなら、前期の出願と同じタイミングで書類を準備しておくのが現実的です。

まとめ

私立医学部の入試日程2027 まとめ
  • 共通テスト本試験は2027年1月16日・17日、追・再試験は1月23日・24日
  • 各大学の個別試験は2027年2月1日〜3月25日、合格者決定発表は3月31日まで
  • 公式で確認できた9大学の1次試験は2月2日〜2月12日に集中
  • 確認できない大学の日程は未発表として扱い、前年度の日付で代用しない
  • 国立前期は2月25日開始・合格発表3月6日〜10日・入学手続締切3月15日
  • 志望校ごとに6つの日付を書き写し、1次発表から2次までの空白日数を先に測る

日程が確定していく秋から冬にかけては、演習量そのものより「進度を管理できているか」で差がつきます。難関大向けのオンライン指導が自分の勉強の進め方に合うかどうか、資料請求や体験授業で確かめておくのも一手です。

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免責事項

※本記事の日程は、大学入試センター・文部科学省・国立大学協会の公表資料および各大学の公式サイト(2026年8月13日確認)をもとに整理したものです。日程は予告なく変更される場合があり、本記事に掲載していない大学・区分の日程は本記事作成時点で確認できていません。出願・受験の判断は必ず各大学の最新の募集要項でご確認いただき、個別の相談は各大学入試事務室または高校の進路担当へお願いします。

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この記事を書いた人

Kimuraです。医学部専門の予備校で3年間、化学や生物、小論文、面接対策の指導を補助しながら、合格者100名超の出願データや配点分析を整理してきました。国公立と私立、それぞれの入試要項を毎年読み込み、大学のパンフレット30冊以上と突き合わせる作業を続けています。

現場で分かったのは、同じ勉強量でも、配点と志望校選びの精度で結果が大きく変わるということです。一般の大学とは違う科目別の配点を読み、面接で落とされやすいポイントや再受験生に厳しい大学を知っているかどうかが、合否を分けます。

学力試験の戦略から面接・小論文の対策、志望校の絞り込みまで、データにもとづいて具体的に解説します。勉強の負荷や体調、メンタルで不安を感じたときは、かかりつけ医やスクールカウンセラーに早めに相談してください。

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